退職を決断、家族へは事後報告

グランドスタッフとして働く

選考が進むにつれ、限られた人にはこっそり伝えていたけれど、変な噂になっても嫌なので伝えるべき人事以外には公にはせず。最終的に退職の事実を周囲に伝えたのはかなりギリギリのタイミングでした。
家族には「もう決めたから」と事後報告。驚かれはしたものの、基本的に私の選択を応援してくれる両親、いつも私の選択の応援してくれるありがたい存在です。
職場の反応もおおむね肯定的で、「もったいないけど、語学も活かせるぴったりの職場だね」と背中を押してくれる人もいました。


憧れの航空業界へ、そして現実の壁

旅行でしか関わったことのなかった航空業界。
華やかでキラキラした世界に見えていたけれど、いざ働いてみると、公務員とは真逆のスピード感とプレッシャーに最初は戸惑うことばかり。これまでは男性大多数の職場、ここでは真逆の女性優位の職場。
「ミスが許されない現場」「チーム全体で動く厳しさ」「一瞬で判断を求められる空港の空気」。そして怖い先輩・・・


これまでの安定した公務員生活とはまったく異なる環境で、最初の数ヶ月は正直、体も心もついていかないほど苦戦しました。ミスをするたびにレポート、そして何かにつけて『公務員と違うんだから』と上司にチクチク言われたことは非常に辛かった。なんだか公務員だった自分や公務員を否定されているような気持になっていたから。

同期は前職ありのメンバーばかりだったけれど私より若く、物覚えも早い。私の性格上?繰り返す回数が多くなれば定着して覚えていくタイプと考えているので、グランドスタッフのスピード感は4年で身についた公務員としての仕事のやり方に慣れた私にとっては苦痛でならなかった。慣れない仕事、知らない人ばかりの中で働く環境、これまでの公務員時代に自分がどれだけ恵まれた環境で働いていて、かわいがられていたのかを改めて感じていました。

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