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- はじめに なぜ今、台湾就職が人気なのか?
- 日系企業の特徴 ― 日本の延長線上に近い
- 現地企業の特徴 ― フラットでスピードが速い
- 給料の目安(2025年)
- なぜ「日系企業のほうが給料は高め」なのか?
- 現地企業でも日系より稼げるケース
- 日系企業の場合:日本語だけで働けるポジションも多い
- 現地企業の場合:日常会話レベル以上が求められる
- 日系企業の特徴:日本の延長線
- 現地企業の特徴 スピードと柔軟性が強い
- 台湾の日系企業の給料相場
- 現地企業の給料相場
- 日系企業:日本語だけで採用されるケースが多い
- 現地企業:中国語が必須または準必須
- 日系企業 日本より少しマシ、台湾企業より少し厳しい
- 現地企業 メリハリがあり、プライベート優先
- 日系企業 安定はするが、ポジションが限定的
- 現地企業 成果次第でチャンスが広がる
- 日系企業
- 現地企業
- 日系企業が向いている人
- 現地企業が向いている人
はじめに なぜ今、台湾就職が人気なのか?
日本人が台湾で働く選択肢を考えるとき、必ずぶつかる疑問が 「日系企業がいいのか?台湾現地企業がいいのか?」 という問題なのではないかと思います。
昔であれば「言語が不安だから日系企業」という選択肢が圧倒的多数でしたが、2023年以降は流れが変わってきているようです。
- リモートワークの普及で海外就職が身近に
- 日本企業より待遇が良い台湾企業も増加
- 台湾のスタートアップの勢い
- 台湾人の働き方の価値観に共感する日本人が増加
等の変化によって、「本当に日系企業がいいのか?」 という問いが多くの人で共通テーマになっているようです。
この記事では、
・給料
・働き方
・語学
・キャリアパス
・メリット/デメリット
を網羅して、台湾で働く場合“どちらを選ぶべきか”を判断できる材料をまとめてみました。
日系企業と現地企業 ―「文化の違い」がすべての起点
台湾で働く日本人がまず驚くのは、働き方の文化差だ。
日系企業と現地企業は、同じ台湾にあってもまったく別の国のように違う。
日系企業の特徴 ― 日本の延長線上に近い
台湾にある日系企業は、基本的に“日本式”の文化をそのまま持ち込んでいるようです。
代表的なポイントは以下のとおり。
トップダウンで指示が明確
日系企業は役職で上下関係がはっきりしているため、
「言われた通りに動けばいい」
という安心感がある。
安定性が高い
突然の解雇は少なく、福利厚生も比較的しっかりしている傾向。
“安心して働ける企業”を求める人には相性が良い。
残業が多めの傾向
日本の働き方を踏襲し、
- 早出
- 残業
- 休日出勤
などが暗黙の了解で存在することも。
日本語だけで成立しやすいポジションがある
特に
- カスタマーサポート
- 営業(日本クライアント向け)
- 管理
などは日本語オンリーでも採用されやすい。
現地企業の特徴 ― フラットでスピードが速い
台湾の現地企業は、日系企業とは全く違う価値観で動いている。
職場がフラットで意見が言いやすい
良く言えば自由。
悪く言えば放任。
しかし、成果主義の企業では日本よりも昇進が早い。
残業は少ない(定時で帰る文化)
台湾人は「家族との時間」を非常に大切にするため、定時でスパッと帰るのが普通。
“早く帰る=仕事ができない”という価値観はない。
中国語が必須の場合が多い
日系企業と違い、ほぼすべての業務で
- 中国語(繁体字)
- 時に英語
が必要。
給料が高い企業・低い企業の差が激しい
大手ITなどは日本より高い場合もあり、
ローカル中小は日本より低いこともある。
給料・待遇の違いを徹底比較 ― どちらが“稼げる”のか?
台湾就職を考える人が最も気になるポイントが「給料」。
ここでは2025年時点の傾向に基づいて、具体的に比較していきます。
給料の目安(2025年)
| 種類 | 月給の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 日系企業(一般職) | 40,000~60,000 TWD | 日本語のみで働くポジションが多い |
| 日系企業(管理職/専門職) | 60,000~100,000 TWD | 経験者は優遇 |
| 現地企業(一般職) | 32,000~55,000 TWD | 日系より低い場合も多い |
| 現地企業(IT・外資・専門職) | 60,000~150,000 TWD | 日系より高収入も多い |
| 外資系台湾企業(英語必須) | 100,000~200,000 TWD | 実力次第で年収は跳ね上がる |
なぜ「日系企業のほうが給料は高め」なのか?
日本市場を相手にしているため、給与水準を日本に寄せているケースが多い。
また、日本語人材は希少で、
“日本語手当”が基本給に上乗せされる企業も多い。
現地企業でも日系より稼げるケース
特に以下の業界は、
台湾のほうが日本より給与レンジが高い。
- 半導体(TSMCなど)
- ハイテク・IT(上位企業)
- 保険・金融
- 外資コンサル
- スタートアップ(成長フェーズ)
また、高雄や台中でのIT求人は増加傾向で、外資企業も拡大中。
語学レベルの違い ― 中国語がどれだけ必要?
実際に働くうえで、語学レベルは重要な判断基準だ。
日系企業の場合:日本語だけで働けるポジションも多い
日本人向け採用では、
「中国語不問」の求人が珍しくない。
特に
- カスタマーサポート
- 営業アシスタント
- 事務
などは日本語で完結する。
ただし、
“中国語を使わない=キャリアの幅が広がらない”
というデメリットもある。
現地企業の場合:日常会話レベル以上が求められる
現地企業では以下の能力が必要になるケースがほとんど。
- 職場でのチャット(全て繁体字)
- 社内会議
- 契約書の理解
- 顧客対応
つまり、
相手の中国語が聞き取れ、こちらも伝えられるレベルが必要。
目安は TOCFL B1(中級)。
留学1年で到達する人は多いので、努力次第でクリアできるでしょう。
日系企業と現地企業の違いは“文化”から始まる
台湾で働く日本人が最初に驚くのは、
「職場文化が想像よりも違う」
という点だ。
日系企業の特徴:日本の延長線
指示が明確で曖昧さが少ない
トップダウン型で、「上が決める文化」が浸透。
安定性が高い
突然クビになる可能性が低く、評価基準も比較的安定している。
日本語だけで働ける部署もある
営業、カスタマーサポート、バックオフィスなど、日本語を使うポジションが多い。
日本人同士の人間関係が複雑
「日本の縮図」になることが多く、上下関係や根回し文化も残る。
現地企業の特徴 スピードと柔軟性が強い
フラットな組織文化
部署を越えて話し合うことが普通で、上下関係は日本よりかなり緩い。
若くても重要ポジションを任される
20代・30代でもマネージャーになる例は珍しくない。
中国語が大きな武器になる
語学力がそのまま評価につながりやすい。
成果主義
実力があれば昇進は早いが、結果を出せなければ契約更新されない可能性もある。
給料を比較 ― 実は“現地企業のほうが稼げる人”も増えている
2025年の相場を元にまとめてみました。
台湾の日系企業の給料相場
| 職種 | 平均月給(NTD) | 日本円換算(1元=5円) |
|---|---|---|
| 営業 | 40,000〜55,000 | 20〜27万円 |
| カスタマーサポート | 35,000〜45,000 | 17〜22万円 |
| バックオフィス | 35,000〜50,000 | 17〜25万円 |
| マネージャー | 60,000〜80,000 | 30〜40万円 |
→ 大きく稼ぐのは難しいが安定している。
現地企業の給料相場
| 職種 | 平均月給(NTD) | 日本円換算 |
|---|---|---|
| IT・エンジニア | 60,000〜120,000 | 30〜60万円 |
| マーケティング | 50,000〜90,000 | 25〜45万円 |
| セールス | 50,000〜100,000 | 25〜50万円 |
| 外資・ハイテク企業 | 80,000〜160,000 | 40〜80万円 |
→ スキルがあれば日系より高給を狙える。
特に
- IT
- 半導体(台積電含む)
- 外資コンサル
- ローカルの有名企業(Eコマースなど)
は給料が日本より高いケースもあり、
「現地企業のほうが良い待遇」
になる日本人も増えている。
語学力でどちらを選ぶべきか
日系企業:日本語だけで採用されるケースが多い
特に次の職種は日本語だけで採用されやすい。
- カスタマーサポート
- 日本市場向け営業
- 日本の取引先対応
- 総務・事務
ただし、昇進は中国語できるかで決まるのが現実。
中国語ゼロのまま働くと「便利な日本人枠」から抜け出せない。
現地企業:中国語が必須または準必須
必要レベルの目安は以下。
- HSK3級/TOCFL A2:最低限
- HSK4〜5級/TOCFL B1:実務で問題なし
- ビジネスレベル:マネージャー職も可能
現地企業は語学力を重視するため、
留学経験や実務で中国語を使った経験がある人は有利。
働き方・ワークライフバランスの違い
日系企業 日本より少しマシ、台湾企業より少し厳しい
- 残業は多め
- 休日出勤がある会社も
- 会議・資料文化が日本と同じ
- 上司(駐在員)の考え方に左右されやすい
台湾なのに、気づけば日本と同じ働き方になってしまうことも多い。
現地企業 メリハリがあり、プライベート優先
- 無駄な残業は嫌われる
- 「仕事は仕事、家庭は家庭」
- 休暇をしっかり取る人が多い
- フラットに意見を言いやすい
ただし、成果が出ないと契約更新がシビアになる場合もある。
キャリアパスの違い ― どちらが成長しやすい?
日系企業 安定はするが、ポジションが限定的
- 昇進のスピードが遅い
- 上は日本人駐在員が多い
- 評価基準が曖昧
安定したい人には向いているが、キャリア成長は遅い。
現地企業 成果次第でチャンスが広がる
- 実力主義
- 若くても管理職に昇進
- 新規プロジェクトを任されやすい
台湾の現地企業は、スピード感のあるキャリアを求める人に向いている。
メリット・デメリットをまとめて比較
日系企業
メリット
- 安定している
- 日本語で仕事ができる
- 初めての海外就職でも安心
- 福利厚生が整っている
デメリット
- 給料は伸びにくい
- 昇進のポジションが少ない
- 日本的な人間関係が残る
- 変化が遅い
現地企業
メリット
- 給料が上がりやすい
- キャリアの伸びが早い
- 中国語が実務で活かせる
- フラットで働きやすい
デメリット
- 語学力は必須
- 契約更新がシビア
- 仕事の進め方が日本と違い戸惑うことも
- 交渉力が求められる
結論 ― どちらを選ぶべきか?タイプ別に診断
日系企業が向いている人
- まずは海外生活に慣れたい
- 語学はこれから伸ばす
- 安定を重視したい
- 日本のビジネス文化になれている
現地企業が向いている人
- 中国語を活かしたい
- キャリアを伸ばしたい
- チャレンジ精神がある
- 年収アップを狙いたい
- フラットな組織で働きたい
まとめ どちらを選んでも“台湾で働く”価値は大きい
台湾は、
- 人の温かさ
- 治安の良さ
- 物価のバランス
- 海外ハードルの低さ
が揃った、非常に働きやすい国だ。
最終的には、
「安定を取るか」
「成長を取るか」
の選択になる。
どちらを選んでも、台湾で働く経験は人生の大きな財産になるはず!



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