本土を飛び出して香港へ

一人旅にすっかり慣れてきた頃、私は思い切って中国本土を飛び出し、香港まで足を延ばすことにしました。

当時はまだ政治的にも今より距離感のあった時代。
本土の街並みとはまるで違う、洗練された空気に一気に引き込まれました。
どこか台湾の雰囲気に近く、日本とも似た感覚があり、私にとってはとても刺激的な体験でした。


予期せぬトラブル!

しかし、帰路で思わぬ壁にぶつかります。
どうやら本土に戻るためには、特別な手続きが必要だと知らされて…。

パスポートを握りしめて領事館に駆け込み、慌てて手続きをすることに。
無事に戻れたときの安堵感と、「旅って予想外のことが起きるんだ」と身をもって学んだ瞬間でした。


学生時代の貧乏旅行

旅の期間は約1か月弱。
学生時代の私はとにかく節約が第一で、宿代を浮かせるためにバックパッカー宿やユースホステルを転々としました。

寝床は「とりあえず眠れればOK」。
日中は朝から晩まで歩き回っていたので、寝る場所に多くを求める必要もなかったのです。
今でもその感覚は残っています。


今の旅のスタイル

あれから20年近く経った今。
おかげさまで経済的にも少し余裕ができ、旅のスタイルも変わってきました。

「とにかく安く!」ではなく、「自分を癒すために時には奮発して、静かに一人の時間を過ごす」――。
そんな選択肢を持てるようになったのも、大人になった今の楽しみ方だと思っています。


まとめ

香港への旅は、私にとって「外の世界を見る」だけでなく、
旅のトラブルを通して度胸をつけ、
さらに「旅の価値観」を広げてくれる大きな経験になりました

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