台湾で働くなら日系企業?現地企業?【2025年最新・日本人向け完全比較】

海外で働くこと

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  1. はじめに なぜ今、台湾就職が人気なのか?
  2. 日系企業の特徴 ― 日本の延長線上に近い
    1. トップダウンで指示が明確
    2. 安定性が高い
    3. 残業が多めの傾向
    4. 日本語だけで成立しやすいポジションがある
  3. 現地企業の特徴 ― フラットでスピードが速い
    1. 職場がフラットで意見が言いやすい
    2. 残業は少ない(定時で帰る文化)
    3. 中国語が必須の場合が多い
    4. 給料が高い企業・低い企業の差が激しい
  4. 給料の目安(2025年)
  5. なぜ「日系企業のほうが給料は高め」なのか?
  6. 現地企業でも日系より稼げるケース
  7. 日系企業の場合:日本語だけで働けるポジションも多い
  8. 現地企業の場合:日常会話レベル以上が求められる
  9. 日系企業の特徴:日本の延長線
    1. 指示が明確で曖昧さが少ない
    2. 安定性が高い
    3. 日本語だけで働ける部署もある
    4. 日本人同士の人間関係が複雑
  10. 現地企業の特徴 スピードと柔軟性が強い
    1. フラットな組織文化
    2. 若くても重要ポジションを任される
    3. 中国語が大きな武器になる
    4. 成果主義
  11. 台湾の日系企業の給料相場
  12. 現地企業の給料相場
  13. 日系企業:日本語だけで採用されるケースが多い
  14. 現地企業:中国語が必須または準必須
  15. 日系企業 日本より少しマシ、台湾企業より少し厳しい
  16. 現地企業 メリハリがあり、プライベート優先
  17. 日系企業 安定はするが、ポジションが限定的
  18. 現地企業 成果次第でチャンスが広がる
  19. 日系企業
  20. 現地企業
  21. 日系企業が向いている人
  22. 現地企業が向いている人

はじめに なぜ今、台湾就職が人気なのか?

日本人が台湾で働く選択肢を考えるとき、必ずぶつかる疑問が 「日系企業がいいのか?台湾現地企業がいいのか?」 という問題なのではないかと思います。

昔であれば「言語が不安だから日系企業」という選択肢が圧倒的多数でしたが、2023年以降は流れが変わってきているようです。

  • リモートワークの普及で海外就職が身近に
  • 日本企業より待遇が良い台湾企業も増加
  • 台湾のスタートアップの勢い
  • 台湾人の働き方の価値観に共感する日本人が増加

等の変化によって、「本当に日系企業がいいのか?」 という問いが多くの人で共通テーマになっているようです。

この記事では、
・給料
・働き方
・語学
・キャリアパス
・メリット/デメリット

を網羅して、台湾で働く場合“どちらを選ぶべきか”を判断できる材料をまとめてみました。


 日系企業と現地企業 ―「文化の違い」がすべての起点

台湾で働く日本人がまず驚くのは、働き方の文化差だ。
日系企業と現地企業は、同じ台湾にあってもまったく別の国のように違う。


日系企業の特徴 ― 日本の延長線上に近い

台湾にある日系企業は、基本的に“日本式”の文化をそのまま持ち込んでいるようです。
代表的なポイントは以下のとおり。

トップダウンで指示が明確

日系企業は役職で上下関係がはっきりしているため、
「言われた通りに動けばいい」
という安心感がある。

安定性が高い

突然の解雇は少なく、福利厚生も比較的しっかりしている傾向。
“安心して働ける企業”を求める人には相性が良い。

残業が多めの傾向

日本の働き方を踏襲し、

  • 早出
  • 残業
  • 休日出勤
    などが暗黙の了解で存在することも。

日本語だけで成立しやすいポジションがある

特に

  • カスタマーサポート
  • 営業(日本クライアント向け)
  • 管理
    などは日本語オンリーでも採用されやすい。

現地企業の特徴 ― フラットでスピードが速い

台湾の現地企業は、日系企業とは全く違う価値観で動いている。

職場がフラットで意見が言いやすい

良く言えば自由。
悪く言えば放任。

しかし、成果主義の企業では日本よりも昇進が早い。

残業は少ない(定時で帰る文化)

台湾人は「家族との時間」を非常に大切にするため、定時でスパッと帰るのが普通。

“早く帰る=仕事ができない”という価値観はない。

中国語が必須の場合が多い

日系企業と違い、ほぼすべての業務で

  • 中国語(繁体字)
  • 時に英語
    が必要。

給料が高い企業・低い企業の差が激しい

大手ITなどは日本より高い場合もあり、
ローカル中小は日本より低いこともある。


 給料・待遇の違いを徹底比較 ― どちらが“稼げる”のか?

台湾就職を考える人が最も気になるポイントが「給料」。
ここでは2025年時点の傾向に基づいて、具体的に比較していきます。


給料の目安(2025年)

種類月給の目安備考
日系企業(一般職)40,000~60,000 TWD日本語のみで働くポジションが多い
日系企業(管理職/専門職)60,000~100,000 TWD経験者は優遇
現地企業(一般職)32,000~55,000 TWD日系より低い場合も多い
現地企業(IT・外資・専門職)60,000~150,000 TWD日系より高収入も多い
外資系台湾企業(英語必須)100,000~200,000 TWD実力次第で年収は跳ね上がる

なぜ「日系企業のほうが給料は高め」なのか?

日本市場を相手にしているため、給与水準を日本に寄せているケースが多い。
また、日本語人材は希少で、
“日本語手当”が基本給に上乗せされる企業も多い。


現地企業でも日系より稼げるケース

特に以下の業界は、
台湾のほうが日本より給与レンジが高い

  • 半導体(TSMCなど)
  • ハイテク・IT(上位企業)
  • 保険・金融
  • 外資コンサル
  • スタートアップ(成長フェーズ)

また、高雄や台中でのIT求人は増加傾向で、外資企業も拡大中。


 語学レベルの違い ― 中国語がどれだけ必要?

実際に働くうえで、語学レベルは重要な判断基準だ。


日系企業の場合:日本語だけで働けるポジションも多い

日本人向け採用では、
「中国語不問」の求人が珍しくない。

特に

  • カスタマーサポート
  • 営業アシスタント
  • 事務
    などは日本語で完結する。

ただし、
“中国語を使わない=キャリアの幅が広がらない”
というデメリットもある。


現地企業の場合:日常会話レベル以上が求められる

現地企業では以下の能力が必要になるケースがほとんど。

  • 職場でのチャット(全て繁体字)
  • 社内会議
  • 契約書の理解
  • 顧客対応

つまり、
相手の中国語が聞き取れ、こちらも伝えられるレベルが必要。

目安は TOCFL B1(中級)

留学1年で到達する人は多いので、努力次第でクリアできるでしょう。


 日系企業と現地企業の違いは“文化”から始まる

台湾で働く日本人が最初に驚くのは、
「職場文化が想像よりも違う」
という点だ。


日系企業の特徴:日本の延長線

指示が明確で曖昧さが少ない

トップダウン型で、「上が決める文化」が浸透。

安定性が高い

突然クビになる可能性が低く、評価基準も比較的安定している。

日本語だけで働ける部署もある

営業、カスタマーサポート、バックオフィスなど、日本語を使うポジションが多い。

日本人同士の人間関係が複雑

「日本の縮図」になることが多く、上下関係や根回し文化も残る。


現地企業の特徴 スピードと柔軟性が強い

フラットな組織文化

部署を越えて話し合うことが普通で、上下関係は日本よりかなり緩い。

若くても重要ポジションを任される

20代・30代でもマネージャーになる例は珍しくない。

中国語が大きな武器になる

語学力がそのまま評価につながりやすい。

成果主義

実力があれば昇進は早いが、結果を出せなければ契約更新されない可能性もある。


 給料を比較 ― 実は“現地企業のほうが稼げる人”も増えている

2025年の相場を元にまとめてみました。


台湾の日系企業の給料相場

職種平均月給(NTD)日本円換算(1元=5円)
営業40,000〜55,00020〜27万円
カスタマーサポート35,000〜45,00017〜22万円
バックオフィス35,000〜50,00017〜25万円
マネージャー60,000〜80,00030〜40万円

→ 大きく稼ぐのは難しいが安定している。


現地企業の給料相場

職種平均月給(NTD)日本円換算
IT・エンジニア60,000〜120,00030〜60万円
マーケティング50,000〜90,00025〜45万円
セールス50,000〜100,00025〜50万円
外資・ハイテク企業80,000〜160,00040〜80万円

→ スキルがあれば日系より高給を狙える。

特に

  • IT
  • 半導体(台積電含む)
  • 外資コンサル
  • ローカルの有名企業(Eコマースなど)
    は給料が日本より高いケースもあり、
    「現地企業のほうが良い待遇」
    になる日本人も増えている。

 語学力でどちらを選ぶべきか


日系企業:日本語だけで採用されるケースが多い

特に次の職種は日本語だけで採用されやすい。

  • カスタマーサポート
  • 日本市場向け営業
  • 日本の取引先対応
  • 総務・事務

ただし、昇進は中国語できるかで決まるのが現実。
中国語ゼロのまま働くと「便利な日本人枠」から抜け出せない。


現地企業:中国語が必須または準必須

必要レベルの目安は以下。

  • HSK3級/TOCFL A2:最低限
  • HSK4〜5級/TOCFL B1:実務で問題なし
  • ビジネスレベル:マネージャー職も可能

現地企業は語学力を重視するため、
留学経験や実務で中国語を使った経験がある人は有利。


 働き方・ワークライフバランスの違い


日系企業 日本より少しマシ、台湾企業より少し厳しい

  • 残業は多め
  • 休日出勤がある会社も
  • 会議・資料文化が日本と同じ
  • 上司(駐在員)の考え方に左右されやすい

台湾なのに、気づけば日本と同じ働き方になってしまうことも多い。


現地企業 メリハリがあり、プライベート優先

  • 無駄な残業は嫌われる
  • 「仕事は仕事、家庭は家庭」
  • 休暇をしっかり取る人が多い
  • フラットに意見を言いやすい

ただし、成果が出ないと契約更新がシビアになる場合もある。


 キャリアパスの違い ― どちらが成長しやすい?


日系企業 安定はするが、ポジションが限定的

  • 昇進のスピードが遅い
  • 上は日本人駐在員が多い
  • 評価基準が曖昧

安定したい人には向いているが、キャリア成長は遅い。


現地企業 成果次第でチャンスが広がる

  • 実力主義
  • 若くても管理職に昇進
  • 新規プロジェクトを任されやすい

台湾の現地企業は、スピード感のあるキャリアを求める人に向いている。


 メリット・デメリットをまとめて比較


日系企業

メリット

  • 安定している
  • 日本語で仕事ができる
  • 初めての海外就職でも安心
  • 福利厚生が整っている

デメリット

  • 給料は伸びにくい
  • 昇進のポジションが少ない
  • 日本的な人間関係が残る
  • 変化が遅い

現地企業

メリット

  • 給料が上がりやすい
  • キャリアの伸びが早い
  • 中国語が実務で活かせる
  • フラットで働きやすい

デメリット

  • 語学力は必須
  • 契約更新がシビア
  • 仕事の進め方が日本と違い戸惑うことも
  • 交渉力が求められる

 結論 ― どちらを選ぶべきか?タイプ別に診断


日系企業が向いている人

  • まずは海外生活に慣れたい
  • 語学はこれから伸ばす
  • 安定を重視したい
  • 日本のビジネス文化になれている

現地企業が向いている人

  • 中国語を活かしたい
  • キャリアを伸ばしたい
  • チャレンジ精神がある
  • 年収アップを狙いたい
  • フラットな組織で働きたい

まとめ どちらを選んでも“台湾で働く”価値は大きい

台湾は、

  • 人の温かさ
  • 治安の良さ
  • 物価のバランス
  • 海外ハードルの低さ
    が揃った、非常に働きやすい国だ。

最終的には、
「安定を取るか」
「成長を取るか」

の選択になる。

どちらを選んでも、台湾で働く経験は人生の大きな財産になるはず!


著者プロフィール
suna
SUNA

公務員→グランドスタッフ→公務員のループを卒業して、台湾と日本の二拠点生活を目指し、日々奮闘中。台湾愛を語ったり、日常の気づきをしたためていきたいと思います。

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