【注目】後悔しない中国留学まとめ

語学留学

 私は大学時代に学校の交換留学生として、中国の大連市に約1年間語学留学をしました。今振り返ると、もっと準備しておけばよかった、これやってよかったということがあります。今回はそんな学生時代を振り返って、これから中国留学を控えている方の参考にしていただければと思います。

後悔したこと

今振り返ると『もっとできたかもしれない』ということを挙げてみました。

日本での中国語学習をもっとしておくべきだった

 大学の第二外国語で中国語を履修していました。その他テレビの中国語講座を録画してみたり、書籍で文法を勉強したり。大学の講義のテストは先生が優しすぎて私は分かったつもりになっていました。ところが現地に着くと、そもそも入寮の手続きが聞き取れない、授業の先生の言っていることもちんぷんかんぷん、わからない所がわからないし、質問する語彙力も持ち合わせておらず・・・渡航して数日でホームシックになりました😿

日本語を使わない環境に身を置くべきだった

 最初は同じ大学の同級生との2人部屋でした。同郷の仲間がいるのは心強いものです。ただ、留学当初から強制的に日本語が使えない環境に身を置くことが中国語上達の近道だったということは言うまでもありません。結局私は夏季休暇明けの新学期のタイミングで日本人のルームメイトとは解散、そのあとは韓国人のルームメイトとの2人部屋で過ごすことになりました。

もっと遊んでおくべきだった

 自分でいうのもなんですが、もともとまじめな性格の私。『留学したからには一秒たりとも無駄にしたくない!!!』という想いで机にかじりついて勉強していたことも。ただ、周りを見ると、留学生活を謳歌しながらしっかり中国語マスターしている留学生は沢山いました。

 彼らが見えない所で努力していたり、私が出逢う前には私と同じく苦労した時期もあったかとは思いますが、遊んでいるように見えて遊びの中で語学を習得することはよくあること。先に「日本語を使わない環境に身を置く」ことは挙げたものの、日本の各地からやってきた留学生との交流もそうできない体験です。

 「メリハリをつけつつ遊びも勉強も」というのが当時の私にはあまり器用にできなかったんですね・・・不器用なのは今も変わりませんが💦

やってよかった

『勇気を出して』チャレンジした経験は今でも自分の糧になっています。

夏季休暇中に中国国内を一人旅した

 上達しない語学力に焦りを感じたことと、周囲から遅れを取っているのではという悔しさなどから半ば意地で中国国内を一人旅する決断をしました。日本でも一人で旅行なんてしたことがなかったのに、思い切って学校近くの旅行会社へ航空券を買いに行きました。目的地は西安。兵馬俑のいるあの(?)場所です。

 最初の旅行先を西安にした理由は?今考えてもなぜ西安にしたかは覚えていません( ´∀` )ただ学校のあった大連からの直行便があったから選んだんだと思います(笑)若いってすごい。飛行機を使ったのはこの時だけ。あとは列車やバスなどを乗り継いで大陸を旅しました。

 旅行中は強制的に日本語から離れることができました。かろうじて英語は話せたので、最初は英語メインでなんとか乗り切り徐々に聞きなれた中国語単語を使うようになり、後半にはリスニング力が格段に上がったことは感動的でした。

中国留学をする決断をしたこと

 そもそもなぜ中国留学を決めたのか?本当は英語圏に留学したかったんです。でも、私は3人きょうだいの長女。大学の学費は親が払ってくれたけれど、英語圏になると留学先での生活コストが余計にかかってしまう・・・そんな費用は自分でアルバイトで捻出するのも厳しかったので、大学への学費の支払い分で中国の姉妹校への留学が叶うというシステムなら私も海外留学を経験できる!そう思って決めたんです。

 あとは『これからは中国語の時代』なんて言われ始めた頃でもあったので英語+中国語ができると何らかの強みがあるのでは?という想いもあり決断しました。

人生で初めて親元を離れる生活をしたこと

 大学も実家から通学、20年間親元を離れたことはありませんでした。大学卒業後、就職で親元を離れることにはなるのですが、実家大好きの私は就職でいきなり実家を離れるより留学をすることで親元、地元を離れる経験をしたことはよかったかと思います。

 ほかには日本を離れることで日本の良さや、家族のありがたみを感じることもできたので、親への感謝だったり『ありがとう』を素直に口に出して伝えることもできるようなりました。

まとめ

留学は誰もが経験できるものではなく、かけがえのない貴重な体験です。限られた留学期間というものを充実させるために私の経験が少しでもお役に立てれば幸いです。

著者プロフィール
suna
SUNA

公務員→グランドスタッフ→公務員のループを卒業して、台湾と日本の二拠点生活を目指し、日々奮闘中。台湾愛を語ったり、日常の気づきをしたためていきたいと思います。

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