運命の求人との出会い

公務員ライフ

もともと旅行が好きで、学生時代の専攻は英語。
中国にも留学経験があり、就職活動の頃には「語学を活かした仕事に就きたい」という想いを抱いていました。

実は当時、叔母と叔父の商社で働くことも検討していました。
それでも最終的に選んだのは、父と同じ地方公務員という安定の道。

公務員として働く中でも、外国人のお客様が来ると通訳のような役割を任されることも多く、語学を活かす機会はありました。
それでも心のどこかで、「もっと語学を活かした仕事をやってみたい」という気持ちはずっと消えませんでした。


人生観を変えた震災と、決断のきっかけ

そんな中、上司との折り合いが悪かった時期に、東日本大震災が発生。
大切な命が一瞬で奪われる現実を目の当たりにし、「人生は一度きり。思いきり挑戦して、自分の気持ちに正直に生きたい」と強く思うようになりました。

そのタイミングで目にしたのが、国内大手航空会社のグランドスタッフの求人。

勤務地は空港。
実家にも戻れる距離で、旅好きで語学が好きな私にぴったりの仕事。

その瞬間、「これだ…!まるで私のための求人だ!」と直感しました。


決めたら即行動

私は一度決めたら行動が早いタイプ。
エントリーシートなんてまともに作ったこともなかったけれど、とにかく書いてみる。

休みの日には近くのハローワークへ行って添削をお願いし、仕事の合間にも自己分析を繰り返しました。

「私はもうここに勤めるんだ」
そう強く思う気持ちは日々大きくなっていきました。

そして書類選考通過、面接3回もすべて通過。
地方勤務2年目の終わり、ついに内定の連絡が届いたのです。

あの瞬間の高揚感は今でも忘れられません。
きっとあの時の“熱量”が、採用担当者にも伝わったのだと思います。


この章の次は、自然に
👉「退

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