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グランドスタッフとして働く

華やかな世界の裏側で感じた現実

グランドスタッフの世界は、まさに女性社会。地方公務員で男性優位の環境だったのでそのギャップはとてつもない。笑顔でお客様を迎える華やかな仕事ですが、その裏側には想像を超える厳しさと緊張感がありました。性格上、表裏のない私は、最初この“裏の世界...
グランドスタッフとして働く

グランドスタッフとしての経験

私の同期はみな既卒入社。座学、本物と同じ端末を利用した実技練習。ゲートでのご案内練習・・・これまでに使ったことのないお客様対応に必要な接遇スキルの叩き込みに日々追われ、新しいことを身に着ける前に次の日には講義が進んでいく。同期は模擬練習でも...
グランドスタッフとして働く

退職を決断、家族へは事後報告

選考が進むにつれ、限られた人にはこっそり伝えていたけれど、変な噂になっても嫌なので伝えるべき人事以外には公にはせず。最終的に退職の事実を周囲に伝えたのはかなりギリギリのタイミングでした。家族には「もう決めたから」と事後報告。驚かれはしたもの...
公務員ライフ

運命の求人との出会い

もともと旅行が好きで、学生時代の専攻は英語。中国にも留学経験があり、就職活動の頃には「語学を活かした仕事に就きたい」という想いを抱いていました。実は当時、叔母と叔父の商社で働くことも検討していました。それでも最終的に選んだのは、父と同じ地方...
公務員ライフ

旅で学んだことと揺れる心

ニューヨークの旅から戻った私は、「もっと外の世界とつながりたい」という想いを強くしていた。でも同時に、安定した地方公務員という仕事は、旅を終えて帰ってくれば必ず待っている“HOME”のような存在でもあった。収入は安定し、レールから外れない限...
公務員ライフ

上司の嫌味をきっかけに決断したNY一人旅

あのときの上司の嫌味を横目に、私は思い切って決断した。——ニューヨーク一人旅。目的は大好きなミュージカルを観ること。そして何より、仕事でたまったフラストレーションを「刺激的な街」で発散したい想いが強かった。英語はこれまで一人旅で海外に出かけ...
公務員ライフ

新しい街での業務スタート

異動先で始まった業務は、基本的にはこれまでと大きく変わらない内容だった。それでも、田舎から都市部に移ったことで人の出入りも多く、業務の動きも慌ただしい。私は福利厚生や給与関係を担当し、約40名のスタッフの勤怠管理・厚生関係を任されていた。さ...
公務員ライフ

3年間耐えた田舎勤務、そして人事異動の知らせ

3年間の田舎での勤務をなんとか耐え抜いた。いよいよ春、異動の季節。毎年欠かさず「地元から通える範囲」を希望していたけれど——結果は無情だった。発表された異動先は、地元とこれまでの勤務地のちょうど中間地点にある都市。これまでより多少は地元寄り...
公務員ライフ

就職後の迷い ― 「公務員という安定」と私の問い

大学を出て初めての就職は地方公務員でした。ちょうど就職氷河期の終わりかけの時期で、私の同期は一年前に卒業しており、周囲の就活事情がよくわからないままのスタートでした。スーツを着て汗だくで企業訪問をしたり、何十社ものエントリーシートを書いたり...
公務員ライフ

公務員3年目、地方赴任先での胃痛と孤独から学んだこと

大学を卒業してからの就職は地方公務員。父も地方公務員で、転勤族だった私は小学校の頃から2年ごとに環境が変わる生活を送ってきました。新しい土地に適応する力には自信があり、旅行好きということもあって「知らない土地で暮らすのも悪くない」と思ってい...